パ研合宿2021運営記(前半)

はじめに

パ研合宿2021の運営をやっていました。
役職は会計でした。主に担当した仕事は、会計、スケジュール調整、会場選定・予約、機材手配、景品購入、その他雑多な事務作業です。運営長がやる仕事も少しだけやりました。

一時は開催できるかすら怪しかったのですが、無事に開催でき、大きなトラブルもなく終わってよかったです。参加者の「楽しかった!」みたいなツイートがたくさんあって本当に嬉しいです。

thistle さんの運営記が結構参考になったので、僕も運営記を残しておきます。来年以降の運営の参考になれば嬉しいです。
運営でやったことを時系列順に書いたものと、今年の運営のやり方を書いたものの 2 つに分けようと思います。この記事は前者です。

僕はコンテスト運営には全く関わってないので、それについての内容はかなり薄くなります。

2021年7月

パ研合宿2020の運営長の Rho がパ研合宿2021の運営募集をした。なんで運営をやろうと思ったのかもう完全に忘れてしまったが、Rho に DM を送り、運営鯖に入る。

この時期にやることは何もないので、しばらく運営鯖は動きません。

2021年10月

引き継ぎがあるので運営長と会計を決めた。ぺんぎんが運営長になった。kaage に会計をやれと言われたので僕が会計になった。まだ運営は動きません。

2021年11月

Cyanmond がパ研鯖で「幻のパ研合宿、今年はどうなるんですか?」と発言したのをきっかけに運営が動き出す。過去資料などを Rho から受け取った。今年は宿泊したいねってことになったので、パ研鯖で宿泊の有無と希望時期などのアンケートをとった。アンケートを見る限り、宿泊したい人が多く、春合宿にやりたい人が多かった。

冬休みは学校や塾で結構忙しかったので春合宿開催は賛成だったのだが、遅くなればなるほど感染状況がどうなるか予測できなくなるので、本当に宿泊形式でできるかは正直怪しかった。11 月の時点だと感染者は10人/日とかだったので、早めに開催したい気持ちもあった。ただ、今ならわかるが、11 月から動き出して冬休みにパ研合宿を開催するのは、不可能。

例年 KCLC はパ研合宿に招待しているので、KCLC 部長に春休み開催になることを伝えた。外部参加者の条件をどうするかを少しだけ話し合った。

2021年12月

期末が終わったことをきっかけに、運営が本格的に動き出す。運営長が役割分担をして、運営の 6 人がコンテスト準備部門、講演会・レク・LT部門、会場セッティング部門に分かれた。僕は会場セッティング部門に所属した。

パ研合宿を何日やるかもこの段階で議論した。高校に上がってからコロナの影響で宿泊行事が全部潰れていたので、せっかくなら 4 日くらいやりたいなと思っていた。ぷらにゃも 4 日やりたいらしい。中学上がってから何も宿泊行事できてないもんな。
ただ 4 日やるにはその分企画を増やす必要があって、まだ企画について何も話し合っていないのに決めるのは愚策なので、日数決めは保留となった。

コンテストの原案募集を開始したのもこの時期だった。

12/19 にクリスマス模試が終わりパ研合宿モチベが一気に上がったので、自分の部門の仕事を一気に進めた。まずは会場を決めようと思い、会場候補を調べた。が、どういうワードで検索したらそういう施設が出てくるのか全くわからず、結局パ研合宿2019会場のヌエックしか見つけられなかった。運営鯖に「候補を上げろ!」と投げたら、Rho が無限に教えてくれた。これが人生経験の差か......。

候補の中だと大学セミナーハウスが一番いいなと思っていたのとので、物理の冬合宿に行ってる kaage 先輩が大学セミナーハウスを推してきたので、ここを会場にすることに決定。参加者に会場を知らせたのは 2 月に入ってからでしたが、実は 12 月時点で会場が決まっていました!ごめんなさい。

具体的な日程も参加人数も何もわかっていないので、会場を決めただけで 12 月は終了。

2022年1月

そろそろ会場の予約を取りたいが、まだ日数すら決まっていないのである......!

筑駒の終業式が 3/24 で、JOI 春合宿が(この時点だと)3/19 - 3/24 だったので、3/25 - 3/31 の間のどこかでやろうという話になった。
日数の議論も再開された。コンテストの原案の集まりがかなり悪いらしく、4 日だと企画が埋まらずきついという話になったのだが、4 日やりたい運営が多かったのと、コンテスト以外の企画を多くすれば大丈夫だということになり、3 泊 4 日開催が決定した。パ研鯖でアンケートをとった結果 3/27 - 3/30 開催が決定した。kaage が「年度末忙しいので多分 3/30 参加できない」と騒いでいたが、結局参加していた。かわいいね。

日程は決まったが、参加者がまだ確定していないので当然予約も取れず 1 月は終了。

コンテスト担当の悲鳴が聞こえはじめたのもこの頃でした。

2022年2月1日-16日

1 月中旬から運営鯖が全く動かなかったのだが、ぷらにゃの「進捗どうですか」により各部門が一気に動き出す。ぷらにゃ、本当に偉い......。

参加者を確定させないことには何も始まらないので、まずはパ研内部で仮申し込みを開始した。内部の申し込みを始めた数日後に外部の申し込みを始めた。今年の運営は全員筑駒生だったので、パ研以外は全て外部として扱った。外部参加者の応募条件は例年と似たような感じにした。去年は(合宿直前に外部募集をしたのもあるが)外部参加者が 1 人だけだったので、今年もそんなに多くならないだろと思っていたが、想像以上に応募者が多かった。最終的に 20 人ちょっときた。おそらく界隈でパ研合宿が有名になっていたのと、今年の JOI 本選が 160 人参加できて、応募条件が去年より緩くなったからだと思う。募集人数は 10 - 20 人で、応募者が多かった場合は抽選すると伝えていたのですが、結局抽選はせず全員参加できることにしました。そもそも募集人数自体 5 秒で考えた適当なやつだったしな......。結果的にはちょうどいい規模だったと思う。define が参加者にまとめて連絡できる手段が欲しいと言っていたので急遽パ研合宿鯖を作る。実際に使い始めるのは後になると思っていたのだが、鯖を作った直後に define が外部参加者を招待しはじめたので、ほとんど整備されていない鯖を見られてしまった。

参加者確定と同時に、講師として誰を招待するかも話しはじめた。3 - 4 人招待しようとなり、色々あった結果、双子、tatyam さん、のいみさんを招待することになった。

会場予約するために決定するべきことがたくさんあって、僕が「いつまでにこれを決定させよう」みたいなのを言いまくったせいで、この頃から運営長みたいな立場になりはじめてしまう。ぺんぎん......。

2022年2月17日-28日

参加者・講師が確定したので、会場の予約を取る。こういうのの予約を取るのは確か初なのでちょっと緊張した。パ研合宿運営は外部と連絡を取るときは慣習的に「パソコン力を高めるの会」と名乗るようにしてるので、予約の際もパソコン力を高めるの会と名乗ったが、大学セミナーハウスの方から「3 年前にも利用していただいたパソコン力を高めるの会様ですか?」と言われびっくりした(パ研合宿2018の会場も大学セミナーハウスだった)。ただこのおかげで、参加者が全員学生であることなど、特殊な事情を説明する必要がなくなり助かった。これからも「パソコン力を高めるの会」と名乗ることをおすすめします。

予約が確定し、見積書が届いた。事前の試算だと 1 人当たり 20000 円で参加者にもそう伝えていたのだが、計算してみると 30000 円になった。あまりにも高すぎる。こうなった原因は色々ある。
感染症対策のために 4 人部屋を 2 人で使う方針だったのだが、定員未満で利用した際の割増料金がかなり高く、一泊当たり 1650 円高くなる。3 泊するので 1 人当たり 5000 円弱高くなってしまう。それに加え、試算の段階で消費税を考えていなかったのと、試算したとき 22000 円と出たが define に「20000 円くらいかな!笑」と伝えてしまったせいで、こんなことになってしまった。参加者のみなさん本当にごめんなさい。
さすがに 30000 円は高すぎるので、どうにかして減らすことにした。運営内で色々考えた結果、部屋を 4 人で使うことにした。部屋を使う時間はほとんどないのと、2 人利用にしても感染症対策してる感が出るだけで大して変わらないという理由。今から考えると 4 人利用にして本当に良かったと思う。2 人利用だとお通夜部屋が大量発生してつらそう。
ちなみに感染症対策のために参加者全員に抗原検査をやらせる案もあったが、参加費が 3000 円くらい増えてやばなので無しになった。その代わりに健康調査票(体温記入など)をやらせることに。

セミナー室(日中イベントを行う会場(講堂))の予約も同時にした。食事のとき以外全て予約を取った(合計 30 時間くらい)のだが、そもそもコンテストが何個開けるかも確定しておらず、企画が埋まるかどうかかなり微妙だった。

ぷらにゃが自己紹介カードを作ってくれたので、参加者が発言できないようにしていた自己紹介チャンネルを解禁した。ぷらにゃえらい......(再掲)。去年は自分の顔写真を載せない人が多発していたが、今年はみんな顔写真を載せてくれた。見てて楽しい。

パ研合宿まであと 1 ヶ月ちょっとになった時、急に開催できるか怖くなってきた。運営の 4/6 が春合宿で、春合宿前は精進が忙しくて作業ができないと考えると、実質あと 2, 3 週間で運営業務をほぼ終わらせる必要があるのだ。いざとなったら僕が過労死してできる作業は全てやる覚悟はあったが、コンテスト運営など僕じゃできない作業もある。適当に運営やっていたらいつか取り返しのつかないことになると思うとかなり怖くなってきた。これを思った時は深夜だったのだが、深夜にいくら考えても無駄なので、寝た。起きたら「まあなんとかなるだろ!w」の気持ちになってたので解決。大学セミナーハウスと連絡取ったりパ研合宿までどうやって運営するか考えたりと、経験したことのないタイプのストレスが毎日あったので、精神的にきてたのが原因だと思う。
そういえば、怖くなって運営鯖で騒いでいたときに、ぷらにゃがすぐにやるべきことをまとめた todo リストを作ってくれた。こういうときすぐに動けるの本当にえらい......。

翌日に保護者同意書、アレルギー関連の書類をパ研合宿鯖に投げた。

レクに関する諸々も動き出していた。define が大量にレク案を投げていたのだが、色々あって結局チームで CodinGame 的なことをすることになった。

パ研合宿の初日は 3/27 だったのだが、どうやら UTPC も 3/27 の 13:00 からあるらしい。開会式は 15:00 を予定していたので、今のままだとパ研合宿参加者は UTPC には参加できない。ぷらにゃが UTPC 参加できるようにするために 13:00 から講堂を開ける案を出してきた。外部のイベントをパ研合宿に取り入れるのはちょっと抵抗があったし、もしやるとしても全員を UTPC に参加させるわけにはいかないため参加者の集合時間がバラバラになってかなり面倒だし、チェックインとかの作業もめんどくさそうだったので、正直かなり消極的だった。ただ、パ研合宿鯖でアンケートを取ったとき思ったより UTPC 参加希望者が多かったのと、Twitter で UTPC writer の大人達から「パ研合宿ずらせ!」と脅されたので、UTPC を企画に組み込むことにした。

ここまできて、早めに終わらせたい作業が各日の企画決め、部屋割り決め、しおり作成しか残っていないことが判明。かなり心が楽になった。部屋割り決めは正直そんなに急いでなかったけど僕が早めに決めたかった(し、他の運営もそう思ってるだろ!)。

パ研合宿中にやる企画はほぼ決定してたし、それぞれの時間も大体決まっていたので、各日に何をやるかはそんなに迷わず決められた。

部屋割り決めは、運営全員本気で考えた。3 泊 4 日を共にするメンバーである。適当に決めることはできない。運営鯖が一番活発に動いていたのは確実に部屋決めの時である。
レクはチーム戦だったが、部屋対抗でやったら交流も深められて良さそうだったので、最初はいい感じにレートがバラける部屋割りを作成した。ただレクのためだけにレートしか考慮してない部屋にするのはもったいないという話になり、運営内で話し合った結果、ぷらにゃが天才的な部屋割り案を持ってきたため、それで決定になった。他にも色々あったがここには書かない。知りたい人は来年運営になろう!

部屋割り作業中に 2 月は終了、いよいよ 3 月に突入......。

2020年3月1日-7日

しおりは 2 週間前までには仮完成させたいのと、僕が 3/9 - 3/12 に校外学習があってその間は作業したくないので、早めにしおり作成を始めた。コンテストなどの企画紹介といった僕が書けない部分や、講堂での座席表、当日の細かいスケジュールなどまだ決定していないところ以外は、2 日かけて全て書いた。ちなみに期末期間中だった。そういえば、しおりの一番最初に運営挨拶があったと思うが、あれは僕が書いた。最初は運営全員挨拶を書くのかと思っていたが、合宿 1 週間前になっても僕以外誰も書かないので、書いた人の名前を僕の名前から「運営一同」に変えた。

講堂での充電源を確保しなきゃいけないことに気づき、延長コード類の手配も始めた。電源タップ、コードリールを、去年と同じところから同じくらいだけ借りた。講堂のコンセント数も調べたのだが、予想以上に多くて安心した(この時確認しわすれたのだが、会場側が延長コード類を貸してくれる可能性もあるので、来年以降の運営は聞いておこう。今年は何も聞かないまま当日を迎えて「いやそっちに用意あるんかーい!」となった)。

define がレク用にオンラインジャッジを作ってくれることになった。試作段階の様子を見せてもらったのだが、春合宿前にこのクオリティーのもの作ってくれるの天才すぎるし本当に助かった。

Rho から賞状とか景品とかの作業進捗を聞かれ、何もやっていないことに気づく。やるべき作業のリストアップはちゃんとやっておこう!

当日の細かいスケジュールを仮で作ったが、思ったよりも時間が足りないことが判明。kaage が Freedom 5 時間確保しろとうるさかった。なんで非競技が一番長いコンテストなんだよ!

あと kaage からいきなり Freedom の経費として 1380 円確保してほしいと言われた。何に使うんだよと思っていたが、はいら......。

2022年3月8日-15日

大学セミナーハウスに宿泊名簿を提出した。参加者全員の住所とかが必要かと思って回収していたが、別に必要なかった......。

さっきも書いたが 3/9 - 3/12 まで校外学習だったので、何も作業をしなかった。運営鯖も基本見なかったので、連絡が溜まってたら申し訳ないな〜と思っていたが、どうやら校外学習中運営鯖動いていなかったらしい。それでいいのか?
校外学習から帰ってきて一気にパ研合宿の事務作業含む現実に引き戻されたせいで一瞬つらくなった。全ての作業を放棄したくなったが、やばいので、耐える......。

講堂の座席表を決めたり、講師の方に講義タイトルを提出してもらったりした。

賞状の作業もそろそろやらないとまずそうだったので始めた。例年は賞状用紙を購入し、症状の中身を作って自宅やキンコーズとかで印刷してるらしいのだが、他にも大量の作業があったのと疲れていて全て業者にお願いしたかったので、今年は賞状作成を全て業者に託した。ちなみに自分で作るのと比べてめちゃめちゃ高かった。賞状のクオリティーは(当然だけど)明らかに高くて感動。賞状の種類・枚数だが、今年は SpeedRun 10 枚、パ研杯 21 枚、レク 3 枚にした。レクはチーム内の交流が主目的だったので(だからレート差が小さくなるようなチームにした)、それに賞状をつけるのはあまり良くない気もする。DeathGame とか Freedom につけるのもありだったかも。

賞状を注文した時点で予算が 3000 円ちょっとしか残っていなかったため、景品はお菓子類のみにした。メダルは用意しなかったのだが、当日 E8 さんがメダルを異常に推してきた。

2022年3月16日-23日

3/20 から春で、その間は競技に集中してもらえるよう 3/19 までにほぼ全ての作業を終わらせたかったため、残っている作業を一気に片付けた。

しおりに書くべき内容が全て揃ったので、担当の人に書かせ、しおりを発行した。しおりの中にちょくちょく小ネタを入れていたのだが、見つけてくれた人が多く(それ関連のツイートがたくさんあった)、みんなちゃんと読んでくれてるんだな〜と感心。

春合宿期間中は基本的に運営鯖を自分から動かさないようにしていた。自分からした発言は「食事メニュー決定🎉[パ研合宿中の食堂のメニュー表.pdf]」だけだった。

確かこの期間中に運営の当日の動きとかをまとめた「パ研合宿2021運営マニュアル」を作成した気がする。伝えていたつもりが実は伝わっていなかったというのは本当によくあることだし、こういうまとまった情報共有はなんらかの手段でした方がいいと思う。あと、マニュアルを作ると自分が何をわかっていないのかがはっきりして、適切な措置(運営内で確認する、会場に問い合わせる、など)が取れるのでおすすめ。

2022年3月24日-26日

直前になると大きな作業はほぼ残っていない(というか残っていたらまずい)ので、会場側との調整や注文、レンタルしたものの受け取りといった細々とした作業を毎日やることになる。

まず、春が終わったので運営マニュアルを鯖に投げた。

保護者同意書の提出や参加費振り込みを一切しない人が 1 人いて、Discord で DM しても返事が来ず、このままだと参加できるかかなり怪しいので、終業式の日に直接聞きに行ったら「やっぱり参加をやめる」と言われたのでかなり忙しくなった。その人にはキャンセル料を請求して、運営内では部屋割りを再調整するかどうか(1 人減ったので定員未満の利用になって、割増料金を取られると思った、結局とられなかったけど)など色々話し合った(春合宿鯖でパ研合宿の追加募集があったと思うが、それはこれの影響)。直前に大きな変更が来てメンタルがぐおーーーーーーになりかけたが、こういう時は寝れば良い。大学セミナーハウスにキャンセルの連絡とどういう対応が必要か聞き、寝た。結局キャンセル料はそんなに高くなく、割増料金もなかったので、部屋割りを若干調整して解決した。

直前の 3 日で、注文した賞状とレンタルした電源タップ・コードリールが一気に届いた。賞状はとても丁寧に梱包されていて、見た目もめちゃめちゃ綺麗で本当に感動した。電源タップ・コードリール類も無事に届いたのだが、ここでハプニングが発生した。もともと 4 口タップを 9 個注文していたつもりが、誤って 3 口タップを 9 個注文していた。6 人で 1 つのタップを使う計算で注文していたので、3 口タップだとかなりまずい。今から返品もできない。さらにまずいのが、事前にパ研合宿鯖で「常に充電が必要な人いますか🔋」とアンケートを取ったとき、なんと 22 人もいたのだ。3 口タップ 9 個では確実に足りないのである。運営鯖とパ研合宿鯖でタコ足配線を持ってくるよう伝え、なんとかコンセント数が足りることを祈っていた。

開会式スライドもこの時期に作った。最後の諸注意、ビ太郎の本気を見せたら思ったよりウケてて嬉しい。

3/13 を締め切りにしていた自己紹介カードも、パ研合宿前日の 3/26 にようやく全員提出がされた。

講師の Square1001 さんは 3/29 のみの参加だったが、講義が夜にあると帰るのが遅くなるからスケジュールを変えようという話になった。ぺんぎんに無理を言ってコンテスト時間を変えてもらいスケジュールを再調整した。助かった。

合宿一週間前から作業で慢性的な寝不足だったのと、無事に開催できるかの不安と緊張で、前日になりいきなり体調を崩した。あと、僕は口内炎ができやすいのだが、この時もかなり大きめの口内炎があってめちゃめちゃつらかった。頭が痛く倦怠感がひどかったので、21:00 にはベッドに入った。昼寝をしていたせいで全然眠れず結局寝られたのは 1:00 とかだった。

2022年3月27日

6:30 におきた。初日に絶起したら全てが破滅するので良かった。

頭痛いのは変わっていなかったのでロキソニンを決めた。だいぶ楽になった。

パ研合宿鯖に合宿前の最後の連絡をしてから諸々の準備を始めた。前日体調を崩したせいで荷造りができていなかったため、まずは荷造りをした。その後予備の健康調査票を複数枚印刷したり大学セミナーハウスとの最終調整をしたりといった細々とした作業をして、家を出た。

最寄り駅までは父親が送ってくれ、駅でぷらにゃと合流して北野まで行った。電車内でかめ君やあんみち君とあった。他の運営や参加者と会うと緊張もなくなり、頭痛や倦怠感も無くなった。

北野についたらおすみょんや他の参加者もちらほらいた。みんな集合が早すぎないか?家から持ってきていた電源タップ・コードリールの入った箱(めちゃめちゃ重い)をおすみょんにたくし、駅構内のスーパーでぷらにゃと景品のお菓子を購入した。1700 円くらい買った。

合宿中に使う経費などをここで引き出しておこうと思ったのだが、日曜日なので郵便局が空いてなかったので断念した(下ろすだけなら ATM でもいいのだが、両替とかもお願いしたかったので(今から思えば両替くらいどこでもできるのでさっさと引き出せばよかった))。

ぺんぎんが家に忘れ物をしたようなので、ぺんぎん以外の運営 + 複数の参加者で大学セミナーハウスまで向かった。大きな荷物を持った団体が同時にバスに乗るのかなり迷惑な気がするので申し訳なかった......。

大学セミナーハウスについたら、どこで人を集合させるかを検討した。いい感じの場所がなかったのでフロントに聞きに行ったら、本館のラウンジを使わせてもらえて助かった。普段メールでやり取りしていた人が目の前にいてちょっと感動した。

参加者をラウンジに移動させたあと、フロントで諸々の手続きをした。13:00 から UTPC なのだが、前の利用団体が長引いたらしく、講堂に入れるのはかなりギリギリになるらしかった(結局 12:50 くらいに入れたので問題はなかった)。また、このとき、延長コード、タコ足配線類を無料で大量に貸してくれることを伝えられた。コンセントが足りなくなる!やばい!と騒いでいたのはなんだったのか......。

講堂の鍵を受け取ったら、まずは自分だけ入り写真を撮りまくった。最終日に片付けするときの参考にするためだ(結局机の配置はほとんど変えなかったため、必要はなかった)。その後参加者を入れ、UTPC のチームごとに座ってもらった。

UTPC 中はプロジェクターの設定や電源タップ類の配置を済ませたら暇なので、塾の課題をやっていた。合宿前二週間ほどはとてもじゃないが塾の課題などやる余裕がなかった。結局あまり集中できず 3 問解いただけで終わった。

参加者には来場チェックのためまずは会場に来いと伝えていたのだが、直接宿泊室に向かってしまう人が数名いて、その人たちが来てるかどうか確認するのがわりと面倒だった。17:00 ごろには全員来場したのが確認できてかなり安心した。

UTPC が 18:00 に終わり、夕食は 18:10 からの予定だったので、終わったらすぐに食堂に向かうよう伝えていたが、なかなか人が講堂から出ていかず大変だった。マイクで呼びかけてもあまり出ていかないが、講堂の電気を消し始めるとみんな出ていった。こういうのなんていうんだっけ。

アレルギーのある人には専用の食券を渡す必要があるので、参加者全員食堂の前に集合させてそこで渡そうと思っていたのだが、大きな荷物を部屋に置いていってもらったり、参加者がなかなか集まらなかったりと、かなり手間取ってしまった。結局夕食を食べ始めたのは 18:40 とかだった。かなり反省してる。

食堂では元々部屋ごとに固まって座ってもらう予定だったのだが、周知できておらず、バラバラの席になってしまった。運営内で話し合った結果、部屋ごとに固める案は無くした。また、食事の際に部屋責任者に点呼してもらう予定だったのだが、これも一緒に無くした。

食事の後は講堂で開会式、E8 さんの講義を行った。合宿中の司会進行を誰にするか全く決めていなかったため少し手間取った。ただ大半はスムーズに進められたので良かった。

21:00 に初日の企画が全て終わり、参加者を講堂から追い出し、講堂の鍵を閉めた。講堂の鍵管理はおすみょんに任せた。運営の仕事はこれで終わり。部屋に戻ったら Writer が悲鳴を上げながら作業しててかわいそうだったが、それにしてはぷらにゃが遊んでてキレかけた。結局 3:00 くらいに寝た気がする。

2022年3月28日

起きたら隣にはいらがいてかわいかった。

2 日目ということもありかなりスムーズに運営できた気がする。講堂開けるタイミングでちょっと手間取ったくらい。

スピランが始まる前に延長コード類の配置を一気にやった。大変だったので、こういうのは事前に終わらせといたほうがいい。スピランが始まった直後に 403 Forbidden になってちょっとトラブった。同一 IP 制限だったらしい。

Freedom は Freedom は楽しかった。ただ好みが分かれそうな企画だな、解けないと本当につまらなそう。

講師には謝礼として 5000 円を渡す予定だったのだが、初日に下ろせなかったので、運営内で 5000 円札を持っている人に借りようとおもったが、なんと誰も持っていないのである。10000 円札を持っている人は複数人いたけど。今から考えるとフロントで両替をお願いすればよかったのだが、頭が固かったので翌日のレクの時間に北野まで行って引き出すことにした。

企画が無事に終わり、講堂を閉め、部屋に戻った。define がレクの準備でかなり大変そうだった。あとパ研杯がやばいとぺんぎんが悲鳴を上げていた。define と forested と深夜にカップラーメンを食べた。美味かった。この日も 3:00 くらいに寝た。

2022年3月29日

起きたが隣にはいらはいなかった。

8:45 に起きたので朝食はかなりギリギリだった。レクを 8:45 に始める予定だったが、レク担当の define も 8:45 とかに起きたので、結局 9:05 くらいに始めた。

僕は講師の謝礼を引き出すため北野へ向かった。郵便局の ATM の前に立ったが、ここでハプニングが発生した。暗証番号を忘れたのである。以前も暗証番号を忘れたことがあったが、その時は数回ガチャをしたら正しいのを引き当てられた。今回も行けるとおもったが、ガチャ失敗。引き出せなかった。しょうがないので手元にあった 10000 円を 5000 円 × 2 に変えた。

レクはかなり好評だったらしい。define ほんとえらいよ。

その後、講義、パ研杯、DeathGame とスムーズに進めた。パ研杯はちゃんと成功してて感動。DeathGame は、準備さん......。

3 日目は時間が余るとおもっていたのだが、DeathGame の諸々があって結局終わったのは 22:00 ピッタリだった。どうしてこうなった。

部屋に戻ったあとは、W & T 陣もようやく仕事が終わったので、いろいろ喋ってた。楽しかった。4:00 くらいに寝た気がする。

2022年3月30日

起きたが隣にはいらはいなかった。

10:00 までにチェックアウト作業を済ませなきゃいけないので 9:00 までに部屋の片付けを完全に済ませて講堂に向かってもらう予定だったが、運営陣が起きたのが 8:50 とかで、それから「チェックアウトあるので片付けてください!!!」と連絡したので、本当に忙しくさせたと思う。本当に申し訳ない。9:00 から tatyam さんの講義がある予定だったが、9:45 開始にしてもらった。tatyam さん本当にごめん......。

もともと最終日はかなりスケジュールがきつきつだったのに加え開始が 45 分遅れたので、確実に時間が足りなくなってしまった。フロントに頼み講堂の予約を 1 時間追加させてもらった。後ろに他団体がいなくて本当によかった。

なかなか起きてこない部屋があり全部屋のカードキーを集めるのは大変だったが、14 部屋中 13 部屋は 10:00 までにチェックアウト作業を終わらせられた。残りの一部屋も 10:40 とかにチェックアウトできた。

講義の後は LT 大会だったのだが、事前に何も決めていなかったのと、PC をプロジェクターに接続するのに手間取ったため、かなりグダってしまった。反省。結局 4 人中 2 人はスライドなし LT だった。というか LT 4 人って少なくない?もうちょいいてもいいんだよ。今年は時間的に 4 人が限界だった気はするけど。

LT 終わったら表彰式をやった。kaage が講義と LT の時間に賞状の名入れ作業を終わらせてくれてて助かった。景品のお菓子類だが、どれを誰に配るか考えるのが面倒だったので、「自分の順位をわきまえたお菓子を取っていってください」とだけ言って参加者に任せた。怖かったらごめんなさい。

その後集合写真を撮った。フロントに行き大学セミナーハウスの人に写真撮影をお願いしたのだが、その時運営がスムーズに行えたことを褒めてもらい結構嬉しかった。

写真を撮ったら、参加者は解散。運営は講堂の片付けをした。延長コード類を全て回収して束ねて箱に入れ、机・椅子類をもとの配置に戻した。片付け作業はかなり時間がかかり、13:00 に終わらせる予定だったが結局 13:40 までかかった気がする。後ろに他団体がいなかったので許してもらえたがかなり迷惑なので、片付けの時間は多めに見積もったほうが良い。

解散したあと、Square1001 さん以外の講師に謝礼を渡し忘れていたことに気づいた。その場にいた E8 さんには渡せた。のいみさんと tatyam さんはあとで振り込むことにした。

終わったあとは複数の運営、参加者でご飯を食べたりした。大きな荷物を持ったままで大変だったが楽しかった。結局帰宅したのは 21:00 とかだった気がする。

2022年3月31日-

借りていた電源タップ、コードリール類を返却した。あとは諸々の会計作業を終わらせればひとまず終了。コロナ感染者が出たらまた忙しくなる。

おわりに

時系列順にやったことを列挙したらまとまりのない文章になってしまった気がします。

この記事は前半とありますが、後半をいつ書くかまだ決めてません。前半書くだけでおもったより疲れました。ただ引き継ぎ資料は必要だと思うので絶対に書きます。

パ研合宿前〜終了後に「おりばーえらい!」とか「おりばーおつかれさま!」みたいなツイートをちょこちょこ見かけて、本当に嬉しいんですが、ガキなので全部に反応するの恥ずかしくてスルーしちゃってます。本当は全部確認してるし全部ふぁぼしたいです。みんなありがとうな。

準備段階は僕がメインに動いてきた気はするけど、合宿中は運営全員が働いていて、本当に頼もしかったです。

パ研合宿運営には思わぬトラブルがつきものだと思いますが、気持ちを楽にして「まあなんとかなるやろなあ」のメンタルで動くと、自然と全部なんとかなると思います。メンタルが押しつぶされそうになったらとりあえず寝ましょう。

来年パ研合宿がどうなるかはまだわかりませんが、何か困ったことがあったら、僕でよければ相談に乗れます。多分引き継ぎの都合で来年も運営鯖にいると思います。パ研合宿運営はかなり大変ですが、とてもいい経験になります。みんな運営になろう!

これからもパ研合宿が続いていくことを願って、前半を終えます。